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自律神経失調症。
皆様も一度は聞いたことがある言葉だと思います。
季節の変わり目で自律神経が乱れている、寝不足・ストレスで自律神経が乱れている、など。
身体の異常なのか、心の異常なのか、
そもそも病気なのか病気でないのかよく分からないイメージでしょうか。
治療するドクターも同様のイメージを抱く方が多いと思います。

当院は開院してから、動悸・息切れ外来を随時開いておりますので、
自律神経失調症、いわゆる自律神経が乱れている患者様が、本当に多くいらっしゃいます。
毎日多数来院されるといっても過言ではありません。

そもそも自律神経とは、交感神経と副交感神経に分かれます。
交感神経は、日中活動時や興奮したりすると活発になる神経で、
副交感神経は、夜間就寝中やリラックスしているときに働く神経です。

そして自律神経は自分の意思とは関係なく、たえず心臓や消化管など、様々な臓器に影響を与えます。
緊張すると、動悸がしたり下痢をしたりするのは自律神経の影響が大きいのです。
寝不足・ストレス、季節の変わり目や気圧変化で、交感神経系が過敏になると、
様々な身体的＆精神的不調を引き起こします。

特に心臓は交感神経含め自律神経の影響を受けやすいので、
交感神経系の過緊張は、実際に不整脈発作を起こす原因となります。

当院では自律神経の乱れを精査し、加療を行っております。
具体的には不調をきたしている症状に対して、自律神経失調症以外の疾患が隠れていないか精査を行い、
症状に応じて適切な内服薬、運動療法や行動療法で治療をしていきます。
特に女性は更年期障害を合併していることもあり、これもあわせて精査・治療をしていきます。

なんとなく調子が悪い、どうも最近元気が出ない、動悸や息切れがする、
季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、いつでも当院にご相談ください。
予約なしでもいつでも受け付けております。