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8月となってから風疹患者が増えており、すでに今年に入ってからの患者差数は184人で、
去年1年間の約2倍となっているようです。
千葉、東京を中心に増えており、ついに神奈川にも感染者がでました。

風疹はウイルス性の感染症で、妊娠20週までの妊婦が罹患すると、
先天性風疹症候群といって、赤ちゃんに障害がでて生まれてくる可能性があります。

2012年から2013年にかけては風疹が大流行し、1万6千人超の風疹罹患者がでて、
45人の赤ちゃんに障害が出て、うち11人がなくなったという報告があります。
ただ妊娠前にワクチンを2回受けていた人は赤ちゃんに障害が出た人はいなかったようです。

幼少期にワクチンをうけていても、成人する頃には抗体価が不十分となっている場合があります。
心配な方は一度抗体検査を受けることをおすすめします。
当院は川崎市風しん対策事業の協力医療機関です。

●川崎市に住民登録がある
●妊娠を希望する女性　or　妊娠を希望する女性のパートナー　or　妊婦のパートナー
●過去に風疹罹患歴がない
●過去にこの事業をつかってMRワクチンを接種しなことがない

上記に該当する方は、無料で抗体検査を受けられます。
また抗体価不十分の方は、助成制度のため3200円でMRワクチンを受けられます。
当院では随時受付しておりますので、対象となる方はぜひご利用ください。