新川崎むらせ内科循環器内科

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5月末から6月は溶連菌感染症にご注意を


「溶連菌感染症」ってご存知でしょうか?
溶連菌は「A群β溶血性連鎖球菌」のことで、感染すると38℃以上の発熱や咽頭痛を引き起こします。
風邪のような症状を起こしますが、発疹がでたり、重症化すると急性糸球体腎炎を引き起こしたりします。
主に小児がかかる感染症ですが、大人にも感染するので、注意が必要です。
毎年流行の時期は5月末から6月と、冬季といわれております。
これからの時期に大流行する可能性があります。

治療は、昔からあるペニシリン系の抗生剤の内服加療が基本となります。
抗生剤は10日間は内服する必要があります。
近年は、咽頭の赤く腫れているところを綿棒で拭って検査することで、数分で診断できるようになりました。
当院でも抗生剤使用の是非を決定するために、疑わしい患者様には検査をお勧めしております。
もし高熱がでて、喉も痛くて、とにかくだるい、という方はお早めに受診ください。

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