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10月からのたばこ税の増税で、禁煙外来の需要が増えております。

当院では禁煙外来は予約なしでも常時受付しております。
開院してから多くの禁煙希望者が来院されましたが、
やはり禁煙成功させるには本当にタバコをやめたいという意志が重要です。

「ただちに禁煙したいと考えている」というのが保険診療で禁煙治療を行う条件にもなっております。
簡単なテストで「ニコチン依存症」と判断され、
1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上（35歳未満は除く）を満たしていたら保険での治療適応になります。

保険での治療方法は、①内服薬（チャンピックス錠）と②ニコチンパッチのいずれかになります。
当院では禁煙の成功率やニコチンを含まないということを考慮して、内服薬での禁煙治療を推奨しております。
診察にスケジュールは、初回診察、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後と、
合計5回3か月の診察で禁煙治療をしていきます。

5回すべて通院し治療を完了された方の、禁煙成功率は6-7割程度、
禁煙外来終了後から9カ月後の禁煙持続率は約5割と言われております。
喫煙を再開してしまう方は、やはり飲み会などお酒の席で吸ってしまうことが多いのです。
禁煙治療成功の秘訣は、個人的には”いかに周囲に協力者を作るか”だと思っております。
吸ってしまいそうなときに止めてくれるサポーターの存在は禁煙成功の鍵となります。
もちろん当院でもできる限りのサポートはしますが、
基本的には5回の外来時の限られた時間でしかお会いできませんからね。

禁煙治療中にたとえタバコを吸ってしまったとしても、
しっかり最後まで外来に通院すると、最終的な禁煙成功率は高くなります。

子供が生まれた、そろそろ年齢的に健康に気をつけたい、息がきれるようになった・・・、
などなど禁煙を志すきっかけは人それぞれですが、
皆様の禁煙したいという想いをかなえるために、
当院ではできる限りのサポートを行っていきます。
いつでもご来院ください。お待ちしております。